大規模なIT環境の監視
複数の場所に何千もの機器やシステムが存在する、大規模なIT環境では、複雑化するインフラを簡単に可視化し、制御できる方法が求められます。
永続的なPRTG XL1ライセンスまたはPRTG Enterprise Monitorサブスクリプションのいずれかを使用して、
監視をシンプルに保ち、パフォーマンス、明瞭性、使いやすさを確保します。
大規模ITインフラ監視の主な課題
パフォーマンス
大規模なセットアップでは、監視ソリューションの負荷が高くなりがちです。パフォーマンスに問題があると、監視結果に誤りが生じ、使いづらくなり、エラーや故障のリスクが高まります。PRTGはこのような負荷にも対応できるように設計されています。ベストプラクティス戦略を用いることで、
パフォーマンス問題を未然に防ぎます。
互換性
監視ソリューションは、ほとんどのIT環境の中心コンポーネントであり、他社ベンダーとの互換性が不可欠です。PRTGはベンダーに依存しない、柔軟性の高いAPIを使用しているため、お客様のニーズに合わせて、ソリューションをカスタム構築できます。
分散環境
大規模なIT環境の多くは、単一のネットワークではなく、複数のクローズドネットワークで構成されています。PRTGは、分散監視を管理するために、シンプルで費用対効果の高い方法をご案内しています。設定サポートを行うことで確実に概要を提供し、責任の衝突を回避します。
確立された監視ソリューションの主な課題
監視範囲が限られる
中堅企業向け市場をコアとするIT監視プロバイダーの多くは、サーバーやネットワークのパフォーマンスなど、IT環境の単一の側面を監視するソリューションしか提供しておらず、顧客は個別に購入するか、スイートとして購入します。
複雑かつ高額
すべてのITシステムの概要を提供するには、複数のツールで構成される監視スイートが必要となります。
複雑さが増し、高額な込み入ったライセンスになってしまいます。
機能セットが削られる
その他のソリューションでは、機能が最低限となり、パフォーマンスに影響する機能が削られてしまいます。
IT環境の規模が大きくなるほど、管理は複雑になります。
PRTGなら、監視はシンプルです。ITシステムをわずか数分で把握できます。
PRTGによる監視は、他とは違います
使いやすい
PRTGは、最高のユーザーエクスペリエンスをお届けします。使いやすいインターフェースと、シンプルなライセンス構造が特長です。初期設定も簡単で、システムからすぐにフィードバックが返ってきます。
機能セット
PRTGなら、あらゆる機能がすべてのライセンスに含まれています。ITインフラやフローベースのトラフィック監視から、IoTを含む仮想環境、クラウド環境、ハイブリッド環境の監視まで、カバーしています。
ライセンス
PRTGのライセンス構造は、その使用法と同様にシンプルです。各PRTGライセンスには、すべての機能セットが含まれています。モジュールやアドオンは必要ありません。大規模インストール向けに、永久PRTG XL1ライセンスと、PRTG Enterprise Monitorサブスクリプションライセンスの2つのライセンスモデルをご用意しています。
統合
PRTGはAPIと事前定義されたテンプレートを使用し、ほとんどの分析ツールと統合できます。データコレクターおよび早期警告システムとして機能し、障害を特定し、詳細な分析が必要な箇所を特定します。
主要ITベンダーや、ITOM市場で定評のあるプレイヤーと緊密なパートナーシップを結ぶことで、シームレスな統合が実現しました。
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load anywaysPRTGなら、大規模な監視セットアップに最適
分散環境の監視
中堅企業向け市場や企業サイズの組織のITチームは、複数のデータセンターやオフィス、法人、事業部門、担当地域に分散しており、ほとんどの場合、それぞれが独自のチームを持っています。
シングル監視ソリューションを導入すると、次のようなメリットがあります。
- 一貫性のある全社的な監視ソリューションとなる
- 一元化された概要を表示できるオプションがある
- コストが削減され、ライセンスがシンプルになる
各チームが、独自の独立したインフラを管理し、1台または複数のPRTGサーバーをそれぞれの環境専用として稼働します。リモートプローブ機能により、1台のPRTGインストールで複数のサイトやセグメントを監視できます。分散監視は追加機能ではなく、すべてのPRTGライセンスに搭載された豊富な機能の一部です。
一元化された概要には、次の2つのオプションがあります。
1. 詳細レベルのPRTG Desktop
2. ITOps Board（Paessler PRTG Enterprise Monitorの一部）は、他のITOpsツールからのデータを取り込み、自動化されたインシデントワークフローを使用してSLAレポートとトラブルシューティングを行うことで、より高度なサービスレベルの概要を提供します。
大規模環境の集中監視
大規模なIT環境を集中監視ソリューションで監視するには、明確な戦略が必要です。
お客様には、組織に合った方法で監視をセグメント化し、地域別や機能チーム別など、水平展開することをお勧めしています。ワークロードのバランスをとることで、パフォーマンスが向上し、専用の監視サーバーを使用することで、チームの自律性が高まります。それにより、複雑な設定や、ロール管理や権限管理も不要となります。
ITOps Boardによる高度な概要
PRTG Enterprise Monitorには、PRTG ITOps Boardが含まれており、すべての単一インストールに関するサービスレベルの一元化された概要を提供します。ITOps Boardは、複数のPRTGサーバーから情報を収集し、業務サービスごとに分類し、自動アラート管理を追加し、SLAの監視とレポートを提供します。
PRTG Enterprise MonitorのITOps Boardの詳細はこちらをご覧ください。
大規模環境向けPRTGライセンス
Paesslerでは、大規模環境を監視するために2つのオプションをご用意しています。
PRTG XL1
PRTG XL1ライセンスは、永久ライセンスです。PRTGコアサーバーの数は制限されますが、センサーの数は制限されません*。
理論的には、1台のPRTGサーバーで無制限にセンサーを実行できますが、物理的な制限があります**。
- 永久ライセンス
- PRTGコアサーバーの数に基づくライセンス
- ライセンスによるセンサーの制限はありませんが、物理的な制限があります
PRTG Enterprise Monitor
PRTG Enterprise Monitorは、サブスクリプションベースです。PRTGサーバーの数に制限はありません。必要な分だけセンサーをご購入ください。
PRTG Enterprise Monitorは、大規模なセットアップや、分散環境やセグメントが多い環境など、複数のPRTGサーバーをインストールする場合に最適です。
- 専用のITOps Boardが含まれています
- サブスクリプションライセンス
- PRTGコアサーバーの無制限インストール
- センサー数に応じたライセンス*
* センサーは、PRTGにおける基本的な監視要素です。通常、1つのセンサーがネットワーク内の1つの測定値を監視します（スイッチポートのトラフィック、
サーバーのCPU負荷、ディスクドライブの空き容量など）。平均すると、サーバー1台につき約5～10個のセンサー、
またはスイッチポート1台につき1個のセンサーが必要です。
** その他の要因にもよりますが、公式にはコアサーバー1台あたり約1万個のセンサーを推奨しています。
「大規模な組織の課題は、何万もの要素をリアルタイムで監視し、膨大な情報に溺れることなく、そのパフォーマンスを確実に確認することです。特にPRTGは他のモニタリングソリューションを "オーバーシュート "することで、グローバルレベルから最も細かいレベルまで、すべての情報を整理したダッシュボードの全体的な統合を実現しています。PRTGは、シンプルさを追求し続ける私たちにとって、本当に助かります」。」
ENGIE Solutionsネットワークアーキテクト Guillaume Baudry氏
PRTG Enterprise Monitorの概要
大規模なIT環境向けに、自由度の高いサブスクリプションライセンスをご用意しています。
PRTGの実績あるすべての機能が含まれています。